ミミより情報とは
最近建物の強度不足や粗悪な施工の建物が世間で問題とされています。
そこで、お客様が少しでも建物や外構に関して粗悪なものを見抜ける様に
ミミよりな情報を掲載して行きたいと思います。
第3回目は、敷地の排水についてです。
敷地を整備する場合や、住宅の外構工事する場合に、一番に水はけを考えます。
単純に土地の表面を流れる水を、排水溝(側溝など)に流す場合もありますが、
場合によっては、地中に排水溝(暗渠排水溝)を造る場合もあります。
最近は、建物を建設する時に、地震対策として地盤改良をする人が多いのですが、
水はけを良くする事も非常に重要であります。
大きな敷地や広場(小学校の運動場、公園)などのほとんどが、
地中に排水溝(暗渠排溝)を整備し、まわりに排水溝(側溝など)を整備します。
住宅などの建物、門扉、フェンス、タイル、カーポートなどの外構に関しても、
ほとんどが、なんらかの形で生コンクリートを使用しています。
ミミより情報の2回目でお伝えした通り、
生コンクリートは、砂利・砂・セメント・水をまぜあわせてつくりますので、
当然、水に対して強くありません。
ですので、ジメジメは家の耐用年数を短くしたりします。
ひどい時には、床や壁にカビを生じる場合もあります。
お庭の植木やお花、芝もジメジメした所は苦手です。
もし、これから住宅の用地を購入される場合は、一度雨上がりに土地を
見に行かれる事をお勧めします。
そうすれば、その敷地の水はけの状態がわかると思います。
皆さんの住環境にも、ジメジメがあれば一度ご相談下さい。